<整理番号:M-051>
「被削性に優れた球状黒鉛鋳鉄鋳物の製造方法」
○靱性を低下させるチルを生成することなく黒鉛粒数を多くして被削性を向上
○焼鈍処理温度の低減と時間短縮による省エネ効果
球状黒鉛鋳鉄にオーステンパー処理を施し、フェライト系に比べ高強度、高靱性を得ることが行われていますが、オーステンパー処理により塊状の残留オーステナイトが析出し、この残留オーステナイトが加工時に加工誘起変態を起こしマルテンサイトになるため被削性が著しく悪化するという問題がありました。
本技術は、鋳造時の接種によって黒鉛粒数が1平方ミリ当たり250個以上の鋳物を鋳造し、次に700〜750℃の温度で0.5〜8時間加熱保持、次に機械加工を施し、次に急冷して恒温変態処理を施すことで被削性に優れた球状黒鉛鋳鉄を得るようにしたものです。
◆実用化レベル
・試作検証終了。
◆提供形態
・特許の使用許諾。
◆その他
・適用分野:高強度、靱性とともに被削性が要求される鋳鉄
・特 許:特公平06-013727
アメリカでも特許成立済み