中国地域ニュービジネス協議会

岡山支部主催「ニュービジネスへの道『経営者の決断!』」を開催しました

11月29日(木)岡山市(ピュアリティまきび)において、
「ニュービジネスへの道『経営者の決断!』」と題して、活動報告会・講演会を開催しました。

この催事は、第26回中国地域ニュービジネス大賞(以下「第26回NB大賞」という。)の受賞事業および第1回中国地域女性ビジネスプランコンテスト(以下「第1回女性ビジコン」という。) のファイナリスト事業を、弊協議会岡山支部会員および岡山県内企業の方々に広く知っていただくとともに、新規事業を起こす際に経営者は“何に悩み、どう決断したのか”意見交換を交えて行うことで、企業経営のヒントや人脈を拡げる場(願わくば将来のビジネスマッチング)のご提供を目的としたものです。

活動報告会には25名(会員以外8名を含む)ご参加いただき、山内専務理事から他の団体との差別化をはかるためNB大賞・女性ビジコンを基軸として取り組んでいくことなど今後の活動方針を含めて説明させていただきました。参加者からは、「NB大賞に副賞金を出してもらえないか、具体的な支援策はあるか」等の意見・要望を頂戴し、今後の事業運営のヒントとなる有意義な機会となりました。

田中社長

植田社長

筒井代表

講演会には49名(会員以外10名を含む)ご参加いただき、 第26回NB大賞優秀賞の農業法人株式会社D&Tファーム 田中社長、同大賞特別賞の(株)植田板金店 植田社長、 および第1回女性ビジコンファイナリストの日本茶セレクトショップ彩葉 筒井代表をお招きし、ご講話いただきました。 田中社長は、「叔父が40年以上研究して確立した『凍結解凍覚醒技術』に惚れ込み、 この技術を活用した国産バナナの販売は必ずヒットする。成功させてみせる。」との決断エピソードを披露して いただきました。 植田社長は、「既存の板金事業では新築着工数減少など多くの課題が顕在化している中、偶然目に留まった雑誌の スモールハウス特集を見て、小屋事業を始めれば現在抱えている全ての課題が解決できると確信し、 事業を立ち上げられたとのことでした。 筒井代表は、入院中に夫から差し入れられた美味しい日本茶との出会いによって、殺風景な入院生活が彩りあるものへと変化した経験から、日本茶の美味しさと楽しみを多くの方々に知ってもらいたいと一念発起して起業されておられます。

参加者からは、「バナナの育苗を販売する上で3ヶ月の研修を課していることを聞き、事業は拡大志向で売りを優先ということよりも育てていく事の重要性を改めて感じさせられた」、「講演内容もこれまでと少し切り口が異なり、バナナのジャムやお茶を試食できたことも非常に良かった」、「次年度からビジネスプラニングに関するカリキュラムを立ち上げるのに格好のヒントと人脈を提供してもらった」と好評でした。

交流会では、終始和やかな雰囲気の下、料理を食する間もないくらいに親睦を深め、あっという間の楽しい時間を共有されておられました。

 

(報告者 畝原)

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