中国地域ニュービジネス協議会

活動ニーズに関するアンケートの結果について

7月末まで、ホームページ上で行っておりました、活動ニーズに関するアンケートにつきまして、たくさんの方にご回答をいただき、ありがとうございました。いただきましたご意見等を参考に、今後の活動が、会員のみなさまの”ニュービジネス”創造につながっていくよう努力してまいります。今後とも、弊協議会に対するご理解とご指導を、よろしくお願いいたします。

 

アンケート結果

高齢化社会における安全・安心確保

中国地域では、今後、若年者の都市部への流出も止まらず、地域のますますの過疎と高齢化が、しかも高齢者のみの世帯が非常に増加することが予測されています。人口が減少すれば、当然バスなどの公共交通機関はもちろん病院や商店といったインフラの減少も避けられません。そういった状況を迎えても、日常の買い物や病院への通院をはじめとして、高齢者が安全に、そして安心して生活をおくることができるようにするにはどのような対策が必要なのか。行政の財政状況を考えれば、解決策のすべてを行政の施策に頼ることは現実的ではありません。これからの高齢化社会の問題を解決する方策を、いかにビジネスとして成立させながら行うのかが、ニュービジネスのヒントとなります。

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人工知能のビジネスへの活用

囲碁ソフトや自動運転車が話題となっていますが、人工知能はものづくりにも大きな変革をもたら可能性を持っています。これまで「職人の勘」に頼っていた匠の技をもって人間が手作業でしか作ることができなかったものについても、人工知能が認識・予測・判断を行うことで、ものづくりが自動化され、高品質で大量に生産できるようになる可能性があります。逆に、個別ニーズに応じた少量生産でも安く行える可能性があります。さらには、これまで自動化が不可能だった自然相手の「農業」なども、自動化できる可能性を持っています。このように、人工知能は「技術の伝承をどうするか」という問題も含め、「ものづくり」がかかえる問題を解決する大きな可能性を秘めています。ふと気が付くと身近なスマートフォン等にも、すでに人工知能は組み入れられている時代です。人工知能をどう活かしてビジネスを展開していくかは、今後のニュービジネスの鍵のひとつです。

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医療分野への参入

ものづくりの海外流出がとまらない中、国内のものづくりについては、高い技術と信頼性が要求される医療機器は成長が望める分野です。しかし、参入については、いろいろな高い障壁が存在します。安定した需要と世界的にも成長が期待される医療機器市場は、ものづくり企業にとっては魅力的です。また、ものづくり企業以外でも、将来の過疎による医療機関の減少を予測すれば、都市部でも地方でも同じ医療が受けられるようにする仕組みの提案は、大きなビジネスチャンスと考えられます。しかし、一方で、薬事法への対応など面倒で分かりにくいことが多いのも現実です。企業が、自社の強みを医療分野で活かし、成長を探ることは、事業展開の一つの大きな可能性を秘めています。

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IoT(インターネット・オブ・シングス)への対応

産業機械はもとより、一般家電についてもインターネットへ繋ぐIoT(モノのインターネット化)が流れとなっています。モノがインターネットに接続されると、製品の付加価値や生産性向上等が実現するだけではなく、産業用には新たな生産管理法の提案が、一般の顧客にはこれまでと全く違った新しいライフスタイル等の提案が可能となります。よくいわれている外出先から家電のON,OFFをすることはもちろんのこと、SFの世界でしか語られてこなかったライフスタイルが現実のものとなるかもしれません。IoTを活用しどのようなライフスタイルを提案できるのか,どのような新しいビジネスモデルの検討も必要です。

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ビックデータのビジネスへ活用

ICTの進展や各種センサーの低価格化などにより、世の中の人や物の動き等がデータ化されビッグデータとして急激に増加し、かつ、分析可能となっています。これまで扱うことができなかったこれらのビックデータの活用が可能になり、従来は熟練した担当者の暗黙知(勘、経験、度胸など)に依存していた判断が、きちんと目に見えるデータとして形式知化され、客観的な判断を助けるものとなります。また、多種多様なデータを分析し、明確することにより、従来の垣根を超えた越えたいろいろな切り口での分析や検討がなされ、これまでの発想になかった業務の効率化の方策や新しいサービスの誕生にも寄与しています。ビックデータ分析がニュービジネスのヒントを生み、ビジネスでの競争優位獲得につながります。

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新しい価値観の探求

”カワイイ”は、現代のビジネスに取って非常に価値を持った重要なキーワードですが、若い女性層には非常に重要な意味を持つものの、男性にとっては、おおよそ理解が難しい概念のようです。”クールジャパン”についても、日本人には何ともないものが、外国の方には特別な価値を感じられたことにより、日本の重要な戦略となったものです。このように、現代ビジネスにおいて重要な「キーワード=価値観」は、男女間や世代間、文化間の価値観のギャップに隠れている場合もあるようです。自分たちには無価値と思えるものが、別の顧客層にとっては魅力的なであることもあります。ターゲットを絞り込み、そのターゲットが大事にしている価値観は何かを深堀りしブランドとして確立することで、ターゲット以外の層にも新しい価値観を提供する可能性があります。

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TPPへの対応

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定は我が国経済への影響は大きく、特に食品分野での対応が必要となることが想定されています。国産品の「食の安全と安心」をキーワードに国産品の価値を高め、外国産品との競争力を維持するためには、「食の安全と安心」をいかに担保していくかが、ひとつの鍵となります。これは、食品生産者だけはなく、システムや流通といった他事業を行う事業者にとってもニュービジネスのチャンスとなりえます。

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その他、自由記入

  • 広島以外での開催を増やしてほしい(支部催事や交流をもっと充実させてほしい)。
  • ニュービジネス大賞以外の目玉事業が必要(もっとオリジナルな催事や事業に取り組んで欲しい)。
  • 下請け・零細企業に役立つ勉強会や催事を行ってほしい。
  • 経営ビジョンと併せ「人材戦略計画」を策定する経営陣の意識改革セミナーを強化させてみてはどうか。
  • ヘルスケアビジネス、生活支援サービスにも興味あり。
  • 人が通らないから店を作らないのではなく、店が無いから人が通らないだけ、無いなら作ればどんなに立地が悪くてもそこが良い店ならお客さんは必ず来てくれる・・・そんな逆転の発想も大事。
  • 催事開催情報がわかりにくい。
  • 創業支援にも力を入れてみてはどうか(学生向けも含む)。

(主な意見の趣旨のみ掲載)

以上

 

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