中国地域ニュービジネス協議会

2026年5月 活動報告

現場からどうやって挑戦が生まれるのか —— 5月例会を開催しました

 

「良い技術はある。しかし、それだけでは選ばれない。」

多くの製造業が直面するこの課題に対して、 今回の備後支部5月例会では、
ひとつの実践事例に触れる機会となりました。
それが、 「現場で培った技術を、どのように新たな価値へつなげていくのか」という挑戦です。


■5月例会 概要

日時:2026年5月29日
訪問先:山陽染工株式会社
内容:工場見学・講話・質疑応答


■現場で磨かれる技術

5月29日、備後支部では、
山陽染工株式会社様を訪問し、工場見学および講話を実施しました。

当日は、染色工程やデニム加工の現場を見学しながら、
同社が長年培ってきた技術や品質へのこだわりについてお話を伺いました。

参加者は、普段目にすることのない染色工程や設備を間近で見学し、
繊維産業を支えるものづくりの奥深さを体感しました。

また、独自の抜染技術やデニム加工についてもご紹介いただき、
現場で積み重ねられてきた技術力の高さに触れる機会となりました。

 


■技術を価値へ変える挑戦

講話では、創業100年を超える同社の歩みについてもお話しいただきました。

備後絣をルーツとしながら、時代の変化に合わせて事業を進化させてきた山陽染工株式会社様。
受託加工を中心としてきた中で、価格競争や市場環境の変化に直面しながらも、
自社の強みを見つめ直し、新たな価値創出へ挑戦されてきました。

特に印象的だったのは、独自技術の開発だけでなく、その技術をどう届けるかという視点です。

他社との連携による商品開発、クラウドファンディングへの挑戦、
自社ブランドの展開、「FUKUYAMA MONO SHOP」の運営など、
従来の受託加工の枠を超えた取り組みは、多くの参加者にとって大きな学びとなりました。

 


■参加者の声

参加者からは、

  • 100年を超える歴史の中で、時代に合わせて事業を変化させてきたことが印象的だった
  • 独自技術による差別化の取り組みに刺激を受けた
  • BtoBからBtoCへの挑戦は、自社でも考えるべきテーマだと感じた
  • 他社との連携による価値創出について改めて考えさせられた

といった声が寄せられました。

また、「自社の強みをどのように価値へ変えていくか」という視点で、
自社の事業を見つめ直すきっかけになったという意見も多く見られました。


■備後支部の取り組み

備後支部では、 単なる講演や交流にとどまらず、

「接続 → 連携 → 新事業」

へとつながる場づくりを進めています。

今回の例会で学んだ「技術を価値へ変える視点」が、
それぞれの企業における新たな挑戦や価値創造につながることを期待しています。


■ご協力ありがとうございました

このたび、工場見学および講話にご協力いただきました
山陽染工株式会社の皆様に、心より御礼申し上げます。

参加者にとって、多くの学びと気づきを得られる貴重な機会となりました。

誠にありがとうございました。

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