
補助金制度は、自社の設備投資を後押しするだけでなく、顧客への提案や新たな事業機会にもつながります。
今回の備後支部10月例会では、「補助金制度を事業にどう活かすか」をテーマに、
ガラス・サッシなどの建材事業を展開する株式会社石﨑本店 福山事業所を訪問しました。
窓の断熱改修に関する補助金制度を学ぶとともに、制度を活用して顧客への提案を進め、
実際の受注につなげた取り組みについてお話を伺いました。
また、同社の幅広い事業や製品について理解を深めるとともに、倉庫ではガラスの切断も体験しました。
制度を知るだけでなく、それをどう事業に活かすか。実践事例とものづくりの体験を通じて考える機会となりました。
日時:2026年10月23日(金)
訪問先:株式会社石﨑本店 福山事業所
内容:会社・事業紹介・補助金制度の解説・活用事例紹介・ガラス切断体験・質疑応答

YKK AP株式会社様より、窓の断熱改修に関する国の補助金制度について、
対象製品や活用上のポイントを交えながらご説明いただきました。
続いて、石﨑本店様からは、広島県の補助金制度を活用した窓の断熱改修の提案事例をご紹介いただきました。
同社では、補助金制度を顧客の費用負担の軽減につなげながら、省エネ性能の高い製品の導入を提案。
営業活動を通じて実際の受注につなげた取り組みについて、成果だけでなく課題も交えてお話しいただきました。
補助金制度を単なる資金支援として捉えるのではなく、顧客の課題解決と自社の販売促進を両立させるためにどう活用するか。
制度を事業につなげる実践的な視点を学びました。

石﨑本店様の事業紹介では、同社が長年培ってきたガラスや建材に関する技術と、
その技術を基盤とした幅広い事業展開についてご説明いただきました。
ガラス工事やサッシ工事などの建材事業に加え、グループでは自動車関連事業も展開しています。
また、断熱・防犯・防災などの機能を持つガラスやフィルム、デジタルサイネージ、調光フィルム、止水板など、
さまざまな製品についてもご紹介いただきました。
ガラスや建材に関する技術を基盤としながら、
顧客のニーズや社会環境の変化に対応して事業領域を広げていることがうかがえました。

座学の後は倉庫へ移動し、ガラスの切断を体験しました。
専用の工具でガラスの表面に切り込みを入れ、そこに力を加えると、手で「パキッ」ときれいに割れる。
初めて体験する参加者がほとんどで、切り込みを入れたガラスが手で割れることに驚きながら、
皆さん楽しそうに取り組んでいました。
普段何気なく目にしているガラスですが、実際に手を動かしてみることで、
その特性や加工技術を身近に感じる機会となりました。

今回は、例会の冒頭に、備後支部会員による事業紹介の時間も設けました。
株式会社なのは 岡森 菜乃葉 代表より、
犬と飼い主に寄り添う施設「わんちゃんずファミリー」の事業内容や、その事業に込めた思いについてご紹介いただきました。
参加者からは、収益構造や今後の事業展開、集客、人材育成などについて質問が寄せられ、
短い時間ながらも活発な意見交換が行われました。
訪問先企業の取り組みを学ぶだけでなく、会員自身の事業や課題についても知り、互いに意見を交わす。
こうした機会を通じて、会員同士の理解が深まり、新たな交流や連携につながることを期待しています。

参加者からは、
といった声が寄せられました。
また、石﨑本店の事業やものづくりへの取り組み、
ガラス・サッシ関連の技術や製品、ガラス切断体験なども、参加者の関心を集めました。
補助金制度を自社の事業にどう活かせるかを考えるとともに、
異業種の技術や取り組みに触れ、新たな提案や事業展開を考えるきっかけとなりました。
備後支部では、単なる講演や交流にとどまらず、
「接続 → 連携 → 新事業」
へとつながる場づくりを進めています。
今回の例会では、補助金制度を営業に活かす実践事例を学ぶとともに、
ガラス加工の体験や会員による事業紹介を通じて、異なる業種の技術や事業への理解を深めました。
制度を知り、事業を知り、人がつながる。
今回の学びや出会いが、参加企業それぞれの新たな提案や事業展開、
さらには会員間の連携につながることを期待しています。
このたびの例会開催にあたり、事前の企画・調整から当日のご説明、
ガラス切断体験の準備・運営までご協力いただきました株式会社石﨑本店の皆様に、心より御礼申し上げます。
また、窓の断熱改修に関する補助金制度についてご説明いただきました
YKK AP株式会社の皆様にも、厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

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