第1回中国地域ニュービジネス大賞受賞の中村ブレイス㈱中村社長の講話と世界遺産石見銀山視察

10月13.14日、第1回中国地域ニュービジネス大賞の大賞受賞企業の中村ブレイス株式会社を訪問しました。
第26回を迎えようとしている中国地域ニュービジネス大賞ですが、第1回でこのような素晴らしい会社を表彰させて頂いていることをうれしく思うとともに新ためて賞の歴史と重みを感じました。

講話では、中村社長が義肢の仕事を始めるきっかけから現在の取り組みまで、丁寧に説明してくださいました。
中村社長のご両親の育て方。関わった人とのご縁を大切にし、素直な気持ちでいろいろな意見を取り入れて、実行してきたこと。最も感謝されている中村社長の夢を応援してくれた奥様のサポート。大きな仕事ではないが、人のハートに届く仕事をこれからも続けていきたいという姿勢。
これらすべてが中村ブレイスの社員のみなさんのDNAとなり浸透していっていることが働く社員の表情からも感じられました。

セミナー参加者からも「素晴らしかった！」という声を多数いただくと同時に、「若い社員の方にも是非参加してもらいたい企画、内容ですね」というご意見もありました。

その後、中村社長には自ら60軒以上手掛けている古民家再生でよみがえらせたオペラハウス、ドイツのパン屋などをご案内頂きました。
管理されている鍵の多さが、地元大森町への貢献の証という印象も持ちました。

14日は、前日中村社長の話に想いを馳せながら、戦国時代から続く石見銀山につながる道と間歩（銀を掘った坑道）を歩きました。
非常に充実したセミナーの時間で、参加した方にしか感じられないないものがたくさんあったと思います。

弊協議会では会員のみなさんの意見を伺いながら、参加してもらって初めて良さを実感できる企画をこれからも行っていきたいと思います。

報告担当：石田洋一